こちらでは、ちょっと久しぶりとなるクルマいじりネタです。
今回のこれ、製作期間はおよそ1ヶ月。
費やした労力は、かつての愛車オデに施したこのいじりに匹敵します。
なお製作と同時進行で綴った日記がみんカラにございます。
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『追加レバーで気分は操縦席』
エアウェイブ(Lグレード)のトランスミッションは
『Honda Multi Matic S + 7-SPEED MODE』。
通常のCVT(無段変速AT)を電子制御による7速オートマや7速マニュアルに切り替えることが出来るシステム。
マニュアル操作の際は、ハンドルの左右に設けられたスイッチでシフトポジションの上げ下げを行います
(パドルシフト)。
ところがハンドルと一緒に回転するパドルスイッチは、常に押しやすい位置にある訳ではなく、またハンドルを両手で持ち続けるのも長時間だと疲れてくる。ぶっちゃけ使いにくいんですw
そこで、やっぱりシフトチェンジはレバーでやりたいと今回のDIYを思い立ちました。レバーを作り、操作しやすい場所に設置しようと。
というわけで、まず作ったのがレバースイッチの躯体。丁度良い設置場所であるセンターコンソールの形状に合わせてスチールボンデ鋼板を切って削って溶接して作りました。
ここまでは以前作った
スイッチボックスと同じ流れです。
そもそもレバーってどんな仕組みなんだろう。。
「作り始めてから気づくなよっ」て疑問にぶち当たり、いくつもの試作機を作っては破棄される日々。納得のいく使い心地を得るため開発に明け暮れました。
最終的に画像のコレが採用となったレバー機構部分。
ビス止めで躯体の中に収まるように出来ています。
レバーを前後に動かすとそれぞれのリミットスイッチがONになる仕組み。レバー頭部は10mmボルトになっていて、市販のMT用シフトノブを取り付けられるようになっています。
図解付きのレバーのからくりは
こちらの記事に。
そんで例によって多数のLEDを仕込みますw
使い勝手を良くしたいなんてのはいじりのキッカケに過ぎず、結局は車内をメカヲタな俺色に染めたいだけなんです(´▽`*)アハハ
ただでさえ狭い躯体内部が、よりいっそう配線でゴチャゴチャに。。
また躯体は鉄製なので絶縁とかちゃんとしないとLEDが切れちゃう危険性大。そこで登場するのがホットボンド。絶縁と接着を一手に担う頼りになるヤツです。
あてにし過ぎかな…?
車両側からの配線は7スピードモードメインスイッチ信号線・シフトアップ信号線・シフトダウン信号線・ACC電源・アースの計5本。インパネ内部を這わせセンターコンソールに開けた穴から引きずり出しました。詳しい配線図は
こちらの記事に。
整備性を考慮し配線の接続にはコネクタを使いました。
一本一本ギボシ端子を抜き差しするのは面倒くさいんで。
こちらが取付け前の完成したレバー。
アルミ製シフトノブはオクで2000円で入手。今回のイジリでこれが一番金掛かってますw
付け根の丸いステンレスのリングやアルミのプレートは、仕事場から調達。ハンドル右奥に取り付けた
スイッチボックスと同じようなデザインにしました。
ちょっと殺風景だったので、イラレで描いたシールを貼って
遊び心をプラス。未使用の赤ボタンはドクロマークをあしらい、クリアカバーを被せ“自爆ボタン”風にw
そして取付後の画像がこちら。
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夜はご覧の通りの派手っぷりw
7スピードモードのマニュアル操作を行うのに、このイルミは一切必要ないんですが(^^ゞ
レバーを上げるとシフトアップ、下げるとシフトダウン。
小気味よい使い心地で、ついつい動かしたくなりますw
レバー入力時は前後に配した各インジケーターLEDが赤く点灯。
・・・といっても、普通に運転しているぶんには視界に入らない。
あんまり意味がないというw
青く光るボタンが7スピードモードメインスイッチ。こちらはもともと付いてるハンドル側のボタンの方が押しやすいです。
そんで昼の画像はこちら。
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ブライトチタンの内装色にマッチしてないw
浮いてるのは色の問題だけじゃないかもしれないが…(^^ゞ
とりあえず車内でまたひとつ、異彩を放つおかしなメカが増えました。
ヾ(´▽`;)ゝ
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