クルマ好きなら誰でも知ってる足回りドレスアップの基本用語。
・インチアップ→径の大きいアルミホイールに取り換える。
・ローダウン→車高を落とし、フェンダーとの隙間を狭くする。
・ツライチ→タイヤの面を外に出し、フェンダーの面に揃える。
通常、交換するアルミホイールのオフセット値によってツライチ具合も決まります。
またローダウンする事でタイヤのツラはフェンダーから、思いのほか引っ込んでしまう為、
先に二つのドレスアップを済ませ、最後の仕上げとしてツライチ具合を調整するのがセオリー。
でも俺の場合、タイヤ&アルミの交換はお金がどーにもならないんで断念。(;´д`)トホホ
純正15インチアルミとローダウンの組合せで、思いっきり引っ込んでるタイヤのツラを、
ワイドトレッドスペーサーを用いて、フェンダーのほぼツラまで持ってくるのが、せめてもの足掻き。
ドレスアップというよりカッコワルイの解消にしかならん…。
、俺にとっちゃこの引っ込み過ぎは耐えがたいカッコ悪さ。
だから、見る人が誰一人として気付かない部分だとしても解消せずにはいられません。(^^ゞ
で、まず、タイヤをツライチに持ってくるには以下の寸法をチェックする必要があります。
フェンダーアーチ上部からタイヤまでの引っ込んでる距離。定規の当て方が微妙で測り難い…。
1.フロント側:約25mm 2.リア側:約35mm
※RS☆Rのダウンサスを装着している状態です。 3.純正ハブボルト長:25mm 4.アルミホイール裏側の逃げの深さ:20mm
薄いスペーサーを噛ませる場合、ホイール裏の逃げが必要となります。
【 ハブボルトの長さ - スペーサーの厚み < ホイールの逃げの深さ 】
例えば厚さ10mmのワイドトレッドスペーサーを噛ますと、純正ハブボルトは15mmも飛び出します。
これでも純正アルミホイールなら、深さ20mmの逃げがあるので干渉せずに装着可能です。
んでは、いよいよジャッキアップして取り付けと参りましょう。
【フロント側】
20mmのスペーサーを装着。
純正ハブボルトはスペーサーより5mm飛び出してますが、純正アルミ裏側の逃げがあるので干渉しないというわけです。(ナットはスペーサーから飛び出ないよう薄型設計)
ちなみに
キャリパー塗装もDIY。
ビンボー万歳…(T▽T*)
《BEFORE》 → 《AFTER》 お♪ 出た出た。ツラまで出てきたよ。
「クルマなんてどーでも…」って人には「それがどうした」程度の微々たる変化かもしれない。
でも男たちの拘りはこんな数センチ、いや時には数ミリの違いに優劣を求める世界なのだ!と思う…。
【リア側】
30mmのスペーサーを装着。
3センチともなるとさすがに分厚い。無垢のアルミで重量もそれなり、、
ズッシリとしてます。
エアウェイブのリアブレーキはドラム式。見た目がしょぼいんで、ステンレスで作ったダミーディスクを貼り付け密かなドレスアップをしています。。
《BEFORE》 → 《AFTER》 特にリアの引っ込みが気に入らなかったけど、分厚いスペーサーを噛ませた結果、
5mmマイナス位のいい感じのツラ具合になりました。斜めから撮ると出っ張って見えるね^^;
(ちなみに真上から見てフェンダーアーチ上部よりタイヤがわずかでも引っ込んでないと、保安基準不適合となり車検に通りません。)
これは対角上のタイヤをジャッキアップした時のリア側(深く沈んだ状態)。
この状態から推察する限り、サスが縮みきってもタイヤのショルダー部分が
フェンダーに干渉することはなさそうです。(^。^;)ホッ
けっこうギリギリですけどw
なにげにこの干渉が一番の心配事でした。。
…と思ったらやっぱ擦りました。。(下の追記参照のこと)
_| ̄|○ガクッ
4輪すべてにワイドトレッドスペーサーを装着し、
俺の目には劇的に「変わった!」と感じられたんですが、、
こうして写真で見ると、そうでもないなぁ。
(´・ω・`)ショボン
-------------------------------------------------- 後日追記 --------------------------------------------------
大丈夫だろう。多分擦らないだろう。。・・・“
だろうイジリ”はダメね。
これからは“
かもしれないイジリ”を心がけます。(;TдT)トホホ
高速道路のバンプで
リアがフェンダーに擦りました…。
詳しくはこちらの日記にて→
『やっぱ擦るじゃん…orz』
タイヤのショルダーのまだ山が残ってる部分が削れ、
ケバケバが出来ちゃってる…。Σ(゚д゚lll)ガーン
フェンダーのエッジ部分って、けっこう鋭いのよね。
そこでまずは・・・・
自分でツメ折りw
フェンダー内側の折り返し部分を中へと折り曲げるわけですが、通常これはカーショップなどで専用の工具でやってもらう加工です。
おそらく純正アルミでツメ折りしてる人はいないかと…。
けどお金掛かるんでビンボーDIYにチャレンジ。
ネットで下調べしたとはいえ、すごい勇気がいったさ^^;
塗装が剥げないようにドライヤーで熱々にしながら、鉄パイプを突っ込みテコの原理で少しずつ折り曲げました。
ところが折り返し部分は思いのほか硬く、ある程度曲げた時点でギブアップ。このままいくと取返しのつかない事になりそうな予感がしたんでw
でも既にマイナス査定の対象に確定(;´д`)
そんで次なる手段は、スペーサーの削りです。
-5mmぐらいなら削っても支障なさそう。
ここはプロにお願いしました。仕事場もお隣で親戚の叔父が営んでいる旋盤屋さん。なんという有難き偶然w
削ってもらった後、「タイヤぶれるかもよ」と冗談で脅されましたが、実際はすごい精密に加工してもらいました。
というわけで、最終的には25mmのスペーサーにちょびっとツメ折り仕様となりました。これでもう大丈夫かと(^。^;)
画像でもわかるようにフェンダー上部からは“ツライチ”ではなく1cmぐらい引っ込んでます。
完全なツメ折りをせず、ひっぱりタイヤでもなく、キャンバー角も変えず、、、それでいて干渉を避けると、
ツラ具合はこの程度に落ち着くのかな?というのが結論。
『ストレスなく安全に走れるのが一番、
見た目の拘りはその範囲内で。』
・・・と自分に再確認。。f(^^;)
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