またまたクルマいじりネタ。
もはやメインコンテンツと化してます^^;
エアウェイブのハンドル右下側のパネルには、スイッチ類が集約されています。
ココに、これまで作ったミラー格納ボタンやエンスタボタン※などを加え、
(※製作レポート:『ミラー格納ポチっとな』 『プッシュスターターでエンジン始動!』)
ひとまとめにしたスイッチボックスを作ります。
乗車時&降車時に必ず操作する部分なので、使い勝手も大切ですがそれ以上に、
スイッチを押す瞬間に、メカ好きの心をときめかせる・・・そんなモノにしたいのです。
だって、人とマシンを繋ぐインターフェイスは、親しみやすさが肝心でしょ?
この部分のパネルの外し方は、まずコインポケット上のビスを一本外し、あとはツメのみなので引っ張れば外れます。ただ最初は硬いので破損に注意。んでスイッチ類のカプラーも抜き取ります。
収めなきゃいけないスイッチを照らし合わせてみると、どう考えてもスペース不足。そこで、金ノコの刃でくり貫いて、穴を拡大しました。こうする事で自分自身を、後戻りできない崖っぷちに立たせる事ができますw
最初は平べったい板を使っての
“スイッチパネル”にするつもりでしたが、どうもそれじゃヘンだという事が判明。立体的な
“スイッチボックス”を作る事にしました。
スチールのボンデ鋼板(厚さ1.6mm)を使い、切った板を組み合わせました。正面・底面・両側面の4面構成で、取付先の形状に合うよう、シビアな削り加工の繰り返し。地味~な作業だけど、根気・労力・技術・勘などが要求され大変な仕事です。(;^_^A
隙間なくキチンと形が決まったら、アルゴン溶接で切板同士の繋ぎ目をすべて埋めて、一つの塊にします。
ちなみに、まだ切板の状態時にスイッチ取付用の穴加工などはすべて済ませてあります。また鉄製という事で、重くなり過ぎないように底面は大きく肉抜きしました(この穴は薄いアルミのパンチングパネルで塞ぎます)。
溶接で繋いだ凸凹をサンダーで綺麗に仕上げ、艶消しブラックでスプレー塗装。なかなか大袈裟なスイッチ躯体の完成です( ;^^)ヘ..
実際にはここに至るまで、スイッチをはめ込み取付先とのアタリ具合を何度も何度も確かめてます。
んで、このまんまじゃ地味ぃ~なので華やいだ装飾品を付け加えてやります。
いくつかあるスイッチの中で主役格となるプッシュスタータースイッチを中心としたデザインになってます。筋や溝や突起物のある凸凹した断面形状のアルミ板を化粧板として取付。実はコレ、アルミサッシの部材ですw 取付は両面テープでもいいんですが、あえて化粧ビスをたくさん使いメカっぽさを演出。
そんで更に、間接照明の青色LEDを4発ほど盛り込みました。キーレスエントリーキーのロック解除連動で点灯するウェルカム照明や、スイッチON時に常点灯するフットランプなどなど。
各スイッチを取付けると、裏側はカプラーやギボシ端子だらけ。もはや持ち主にしか解読不能。
持ち主ですら危うい…^^;
まぁ、とにかく後は、これをパネルに取付け配線を接続すれば完了。
長きに亘る“いじり物語”が今ここに幕を閉じようとしています。(T^T)ジーン
第一章『電子部品とのお戯れ~文系男の挑戦~』
第二章『わくわくボタンとドキドキスイッチ』
第三章『スイッチパネルにときめきを』
・・・上記のブログで製作にまつわる悲喜交々がてんこ盛り!(・∀・)
そんで完成した昼と夜の画像がコチラ!
↓
激しくマニアックな出来栄えですw
80年代のメカに通じるダサカッコイイ感じがテーマなんですけど、どうだろうか…。f(^^;)
エンスタボタンの周りの丸い金属パーツは、市販の住宅用ドアハンドル付け根の座金を流用w
というわけで、最後はマニアな作りにふさわしいマニアなレビューをば。
徹底解剖!
これがカズキン式スイッチボックスのすべてだ!!
この路線で突っ走った先、俺に待ち受けているのは何か。。
(-ω-;)ウーン
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